テキスト p9〜
3次元空間の運動の具体的な例として、放物運動を考えます。ある程度重さ のあるボールを投げると、その軌跡は放物線に近いものになりますが、ピンポン 玉のような軽いボールを投げると空気の抵抗を受けてすぐに失速して落ちてきて しまいます。今回はこの運動を再現してみます。
X軸を水平方向、Z軸を鉛直上向きにとり、ボールの質量を m 、速度に比 例する抵抗の係数をγとして運動方程式を書いてみると、次のようになります。
上の式を解いてみた様子が下のシミュレーションです。各パラメーターは下 の表のようになっています。 軌跡を描いた「Graph」ページと、実際に運動の様子を見る「Simulation」ページ がありますので、いろいろなパラメーターをセットしてみて試してみて下さい。
m | ボールの質量(kg) |
k | 抵抗係数γ |
angle | 投げ角度(degree) |
initial speed | 初速度(m/s) |