ボーズ粒子系では、ε>0 の状態(励起状態)を占める粒子数には上限があり、その数は 温度が下がると少なくなる。励起状態を占めることができる粒子数が系の粒子数以下になると、 巨視的な数の粒子が ε= 0 の状態を占めるようになる。 この転移をボーズ-アインシュタイン凝縮という。【150頁 § 10.3】