意見感想と回答

第4回 (11月11日)

今回は2人でした。 回答が遅れて申し分けありません。

以下に質問の内容と共に頂いた意見感想を書きました。 ホームページで公開不可、と書いてなかったので、そのまま載せました。 (掲載に関して間違っていたら至急連絡して下さい。) 下線の上に私の回答があります。


質問2. 12月26日(木)の補講に付いて、意見があれば書いて下さい。

意見感想:
基本的に 午前中は 授業があるので、休暇に入っていれば。 (午前中にお願いします。)
前の意見と変らず、12月26日に補講を行うことを希望します。
休みの間にやるのならば、2月にやるという方法もありますが、 もし冬休みに絞ると、12月は、26日より遅くは出来ないでしょう。 新年は、6日からなので、土日にやればいいかもしれませんが、 26日が1番良さそうです。

質問3. 今日の授業でよく分かったことがあれば、書いて下さい。

意見感想:
位相空間上の点{ql,pl}の時間変化{ql(t),pl(t)}が、 初期値{ql0,pl0}と1対1対に対応していること、 そのため、初期値の分布で物理量の平均を 取ることができることが良く分かりました。
ポイントを分かってもらえて嬉しいです。 特に1対1対応というところが重要で、 それは閉じた系の最大の特徴と言えます。 以前大学院で同じ内容を講義したことがあるのですが、 初期値で平均を取るということがもう1つ分かってもらえなかったので、 今回は詳しくやりました。

質問4. 今日の授業で分からなかったことがあれば、書いて下さい。

意見感想
終状態で平均する場合の分布関数が、 ρ({ql,pl},t)と表現されていましたが、初期値の 分布関数ρ({ql0,pl})との関係が良く分かりませんでした。 {ql,pl}が{ql0,pl0}とtの関数なので、 これから、単純に{ql0,pl0}を{ql,pl}とt関数として求め、 初期値の分布に代入すれば良いのでしょうか。
まさにそのとおりです。 ただし、そうなるのは、力学が正準方程式に従う時だけで、 実はニュートン力学の大きな特徴に挙げられています。 次の回にリュービル方程式をやりましたが、 そうやって作った分布関数がリュービル方程式を満たすかどうか、 確かめてみるとより理解が深まると思います。

質問5. その他、感想や意見があれば、書いて下さい。

意見感想:
授業は分かりやすくて満足していますが、 一部、説明が丁寧すぎて、進むのが遅いと感じる時がありました。

申し分けありません。 少し時間配分を間違えました。 最近はかなり早くなって来たと思います。


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