第4回 (10月27日)



やった事

I-3. 久保公式の証明
(5) まとめ (続き)
I-4. 誘電率への応用
(1) 誘電現象
(2) 交流外場
(3) 久保公式の応用
(4) 外場とは何か? (途中)

目標

久保公式を誘電率へ応用する。 仮定が問題になることを理解し、公式の適応の仕方を学ぶ。 誘電緩和とデバイモデルを理解する。

反省

時間の関係からI-3.(5)まとめは、ほとんど板書せず、 口頭で説明しました。 やはり口頭ではよく分からないですね。 板書する時間がなければ、そこは大胆に省略すれば良かったです。 すみませんでした。 特に主でない仮定1と主な仮定4が矛盾するという話は、 もっと黒板に書いて説明すべきでした。 部分的に書いたので、余計分かりにくかったようです。

不可逆性と久保公式の関係については、 流れはだいたい良かったと思うのですが、 最後に相関関数の記憶がなくなって2つの平均の積になった後で、 X(t)の時間変化とX(0)の平均が両方0になる説明をしませんでした。 すみません。 そういう細かいところの詰めが甘いと、 全体が分からなくなってしまうのですよね。 これから気を付けます。

I-4では、緩和があると応答に時間遅れが出来ることを説明しました。 これは、プリントまでは良かったのですが、 板書が分かりにくかったようです。 もう少し分かりやすく詳しく書くべきでした。 特にハミルトニアンとの関係を、 きちんと説明する必要がありました。 もう少し考える余地がありそうです。

最後に外場を電場と見なしたとき、 誘電率がどう書けるかを説明しましたが、 誘電率が周波数に依存するのがよく分からなかったと思います。 説明の順番が悪かったです。 先に周波数に依存する式を出さずに、 結果として依存することになる流れでやれば良かったです。


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