2001年度物性物理学特論 目的
全体像の理解
この講義では、今まで扱われなかった物性物理の事項を個別的に扱うので、
1つの体系を研究する訳では無い。
ただ広い意味での非平衡物理の対象、方法、概念等は理解できる事を
目指す。
態度形成
一般的な主張に対する物理的な理解方法の獲得。
☆ 結果よりもその背後にある考え方や論理に重点がおかれる。
物理的な物の見方の習得を目指す。
特に仮定を理解する事が重要。
スキル形成
以下の事項の理解を目指す。
- ゆらぎとは何か
- 位相空間におけるダイナミックス(演算子法)
- 演算子法の有用性
- 上記2つの事と久保公式の関係
- 多体問題の困難
- 液体論の近似と計算方法
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