この授業は質問を採点の対象にしています。 詳しくは、 ここを 見て下さい。
最近はめっきり質問がなくなりました。 もう飽きたのかと思いましたが、久しぶりに質問してくれる人がいました。
ホームページで公開不可、とは書いてなかったので、掲載しました。 （掲載に関して間違っていたら至急連絡して下さい。） 下線の上に私の回答があります。
質問. (採点結果: 17点)分子モーターの例でやったように平衡状態が急に変化した場合 新しい平衡状態に緩和するのに時間がかかるのは 式より分かるのですが、時間がかからない時というのは、 どのような時でしょうか。 緩和と時間おくれについては、ポイントにしようかと思うほど、 重要なところですが、それについて質問して頂きました。 有り難う御座います。 時間がかからない時というのは、 端的に言ってしまうと緩和が速い時です。 直ぐに緩和するというか、平衡状態が変わった途端に緩和する場合です。 それでは単に言葉を言い換えただけですが、 逆に考えると、 外場の変動が緩和に比べ充分遅い時です。 分子モーターの例で言うと、 平衡の値がものすごくゆっくり変われば、 モーターもその変化についていけるので、緩和に時間はかかりません。 この場合は応答はおくれません。 つまり、外場の変化と応答がいつも同じ時間に起こるというわけです。 授業でも言いましたが、この場合はATPは仕事をしません。今回の採点は少しややこしいので細かく説明します。 今回は4-2節と5-1節と5-2節と3つの節にまたがっています。 4-2節は、3回に渡って1つのポイントを説明しているので、1/3の重みにし、 5-1は、1つのポイントを2回に分けたので、1/2の重みにしました。 5-2は、全部で4つポイントがありましたが、 今回説明で来たのは、3つだけでした。 結局、全部で5つポイントがあったわけですが、それぞれ、 1/3:1/2:1:1:1の比になるように100点を分けました。 その結果、8点:17点:25点:25点:25点の配点になり、 5-1のポイントは、17点満点で、満点を採点しました。 |