2005年度 後期 大学院非平衡物理学

アンケート(その一)の結果

まず最初にアンケートに協力して くれた人達に感謝致します。

以下に示すアンケートの結果は、12月16日現在の結果です。 まだ、締め切っていないので、提出されていない方は、 どんどん提出して下さい。

集計結果の後に下線を引いてコメントを書きました。 その下に書いてあるのは、アンケートにあった意見です。 ホームページで公開不可、としたものは無かったので、 全員掲載しました。 (掲載に関して間違っていたら至急連絡して下さい。) 下線の上に私の回答があります。

1. 所属している専攻(回答者数 7)

1:凝縮系科学(物理) 3
2:凝縮系科学(化学) 0
3:基礎粒子系科学 3
4:その他 1 物理学科3年

今年は例年より出席者が少ないです。 また、始めに比べ減っています。 授業の内容に原因があると思うのですが、 アンケートを参考にして今後改善していきたいと思います。 3年生の人が出席してくれてうれしいです。


2. 講義のレベル(回答者数 7)

1:難しすぎる。 2:少し難しい。 3:少し低い。 4:低すぎる。 5:適当。
0 1 0 0 6

ほとんどの人が「5:適当。」で良かったです。


3. 講義の進度と内容(回答者数 7)

1:内容を少なくして もっとゆっくりして欲しい。 0
2:進度は速くして内容を多くして欲しい。 0
3:進度内容ともに適当。 7

全員が「3:進度内容ともに適当。」でした。


最初の辺りは、もう少し速くしてもいいと思う。

「最初の辺り」とは、1日の授業の始めでしょうか、 それとも10月のことでしょうか。 1日の始めの場合は、やはり復習が問題でしょうかね。 10月の授業が遅いと感じられたならば、 もう少し時間配分を考えるべきでした。 すみません。


4. 講義の流れ(回答者数 7)

1:授業の最初の復習は止めて内容を少なくして欲しい。 1
2:復習は良い。 4
3:最初に問題が提示されるのが良い。 3
4:問題は無くても良い。 0
4:演習の時間があると良い。 3

復習は、何とか過半数だったので、続けようと思います。 演習は、まだ半分に達していませんが、アンケートはまだ閉め切っていないので、 今後、過半数取れれば、検討します。


5. 説明の解りやすさ(回答者数 7)

1:解りにくい。 2:少し解りにくい。 3:普通。 4:解りやすい。 5:とても解りやすい。
0 0 2 1 5

どうも有り難うございます。 「5:とても解りやすい。」を5人も選んでくれました。


6. 説明の悪い所 (回答者数 5)

1:式は追えるが概念的なことが分からない。 1
2:声が小さい。 3
3:結果の考察が足りない。 0
4:流れが分かりにくい。 0
5:具体例が少ない。 0
6:式の導出が分かり難い。 1

教室が小さいので大丈夫だと思って油断していましたが、 「2:声が小さい。」ようですね。 これから気をつけます。


具体的に実験値で数値計算してみたい。

確かに抽象的な議論を延々と続けられるより、 具体的な数値、それも実際の実験結果を処理する方が、 分かりやすいかもしれません。 検討する価値はあると思いますが、時間的な問題があって、難しいです。 すみません。


5. 各講義について

1:とても難しい  2:難しい  3:適当  3と4の間  4:簡単  5:簡単すぎた  6:興味が持てた  欠席 
0. はじめに (10月6日) 0 0 4 0 1 0 1 2
2.1 ランジュバン方程式 (10月13日) 0 0 6 1 0 0 0 0
2.2 FP方程式(10月27日) 0 1 4 0 0 0 0 2
2.3 第 2 種揺動散逸定理 (11月10日、24日) 0 2 2 0 0 0 0 3
3.1 時間相関関数 (11月24日、12月1日) 0 0 6 0 0 0 0 1
3.2 ウィンナー-ヒンチンの定理 (12月1日) 0 0 5 0 1 0 0 1

「1:とても難しい」が全ての講義で 0 でした。 これは快挙です。 「2:難しい」が「第 2 種揺動散逸定理」で 2 人もいました。 第 2 種揺動散逸定理は、毎年評判が悪いので、今年こそはと思ったのですが、 もう一つでしたね。 時間はかなりかけたのですが、どの辺が分かり難かったのでしょうか。


モチベーションによる。

もちろん授業を受ける方の体調とか、その日の気分にもよると思います。 しかし、やはり難しい感じる日は、多くの人がそう感じるようで、 この質問の回答は結構偏ります。 結局、分りやすい授業をすれば、モチベーションも上がるし、 全然分らなければ、眠くなると言う事なのでしょうね。


8. プリント (回答者数 7)

1:量が多すぎる。 0
2:量が少ない。 1
3:計算をもっと丁寧に書いて欲しい。 1
4:計算は適当。 0
5:図もっと載せてほしい。 1
6:もっと説明を入れて欲しい。 3
7:各章の始めに目標と仮定、結論があるのは良い。 3
8:プリント類は問題ない。 2

「7:各章の始めに目標と仮定、結論があるのは良い。」と 「6:もっと説明を入れて欲しい。」がトップでした。 説明は出来るだけ入れようと思いますが、時間の関係で難しいかも知れません。


9. 板書 (回答者数 6)

1:多い。 0
2:少ない。 1
3:適当。 5
4:字が大きすぎる。 0
5:字が小さすぎる。 0
6:黒板に番号を付けるのが良い。 0

ほとんどが「3:適当。」でした。


10. 成績評価 (回答者数 5)

1:宿題で成績評価は悪い。 0
2:質問で成績評価は悪い。 0
3:期末のレポートが良い。 1
4:筆記試験が良い。 0
5:現状で良い。 4
6:2つ以上の組合せが良い 0

ほとんどが「5:現状で良い。」です。


よくわかりますせん

あまり単位に興味が無いか、必要の無い方なのですね。


11. 非平衡物理学を講義する上で復習が足りないこと (回答者数 6)

4:解析力学。
1:特にない。 2:量子力学。 3:(平衡系の)統計力学。
5 0 0 1

例年「3:(平衡系の)統計力学。」が多いのですが、今年は「1:特にない。」を最初にしたら、 ほとんどそれに集中しました。 今年は本当に特にないのか、選択肢の順番の問題なのか分りませんが、 いずれにしろ、あまり問題ないと言う事ですね。


11. ホームページ(回答者数 7)

1:プリントをダウンロードしたことは無い。 3
2:時々する。 2
3:頻繁にする。 0
4:プリントをPDFにするのは良い。 3

「1:プリントをダウンロードしたことは無い。」と「2:時々する。」がほぼ同数でした。 「4:プリントをPDFにするのは良い。」が3人もいるので、続けます。


12. 総合的に (回答者数 7)

1:非常に不満  2:不満  3:まあまあ  4:満足  5:非常に満足 
0 0 1(14%) 3(43%) 3(43%)

「4:満足」と「5:非常に満足」の合計を例年見てみると、
1999年の1回目が 29%、2回目が 56%、
2000年が1回目が 69%、2回目が 29%、
2001年は1回目が 64%、2回目が 57%、
2002年は1回目が 59%で、2回目は 76%、
2003年は1回目が 56%で、2回目は 86%、
2004年は1回目が 72%で、
で、今回は2003年の2回と同列トップです。 しかし、今年は出席者が少ないので、出席している人には評判が良くても、 一般的に講義が良いかどうか分かりません。 止めた人の意見を聞きたいです。





感想、意見、希望など

今まできいた講義の中で、一番良いと思います。
しっかり準備されて素晴らしいと思います。

有り難うございます。 でも、きっと本当に素晴らしい講義というわけではなくて、 これを書いてくれた人が優しい方なのでしょうね。 今年は本当に出席者が少なく、止めた人の意見を聞きたいです。



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