第4回 (11月10日)



やった事

2. ブラウン運動の基礎
2-2. フォッカー・プランク(FP)方程式
(3) ランジュバン方程式からの導出の詳細
(4) まとめ
2-3. 第2種揺動散逸定理
(1) はじめに
(2) 第2種揺動散逸定理(2nd FDT)の導出
(3) 具体例(途中)

目標 (2-3)

第2種揺動散逸定理(2nd FDT)は、平衡分布の情報が必要なことを理解する。 ランジュバン方程式と平衡分布からFP方程式を書けるようにする。 具体的には以下のことを分かる。

反省

2-2は導出のまとめを(4)でやりましたが、如何だったでしょうか。 (3)は、ちょっと数式が一杯で大変だったと思いますが、 こうやってまとめをやると良いと思います。 それにしても(3)はちょっと面倒だったかも知れませんね。 もう少し直感的に分かる方が良かったかも知れません。

2-2は、当初、具体例も考えていましたが、時間がなくなってやりませんでした。 しかし、後の所を考えても、具体例は必要です。 式変形だけだと何をしているのかよく分からないし、 具体的な物理量に当てはめて、説明する方がイメージしやすいです。 さらに、印象に残って良いと思います。 目標に「ランジュバン方程式から自分でFP方程式をたてれるようになる」というのをつくって、 具体例をいくつか説明すれば良かったです。

今年から「問題」と言うのを始めました。 これは宿題と違って、基本的には授業中に説明するもので、 その節が終わると解けるようになる問題です。 つもり、その節を勉強するとこんな問題が解けるようになるというものです。 12月の後半位からプリントに載せるようにしましたが、この頃は板書していました。 如何だったでしょう。 その節で何をするのか、具体的に分って良いと思います。

第2種揺動散逸定理は、今の説明のままだと、何を与える関係式か、 もう1つ分らないと思います。 何が分っている時、この関係式を使うと、何がわかるのか、 それがはっきりするように説明すべきでした。


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