第7回 (12月8日)



やった事

3. 線形応答理論
3-2. Wiener-Khinchinの定理
(2) 無限時間の場合
(3) 有限時間の場合
(4) まとめと注意
3-3. 時間遅れの応答
(1) はじめに
(2) 時間遅れ (途中)

目標 (3-3)

線形応答の一般的な式を理解する。 特に時間遅れの応答がある場合の式の形が何処から来るのか分かる。

反省

Wiener-Khinchinの定理は、FP方程式の導出に続く難所だったかも知れませんが、 どうだったでしょうか。 とくに、(3)有限時間の場合の計算は、非平衡物理で時々出てくる積分変数の変換を使うので、 詳しくやりました。 しかし、授業中に分るのは難しいかも知れません。 (11)式から(12)式への変形が説明が足りませんでした。 計算だけでなく、直感的にも分るようにできると良いのですが、なかなか難しいです。

3-3.は、最初に皆さんに質問をしましたが、前回と違ってうまくいきました。 皆さん、いくつか考えてくれて、線形応答がありふれていて、 よく使われていることを実感できたと思います。 おそらく、授業中に皆さんにする質問は難易度がキーポイントで、 難しすぎても簡単すぎてもうまくいかないようです。

(2)時間遅れは、「すぐに応答しない」ことと「過去の外場が影響する」こととの関係が、 分かり難かったと思います。 そこはもう少し説明をすべきでした。


戻る

戻らない

吉森明のホームページへ