第9回 (6月27日)



やった事

6. 久保公式と第1種揺動散逸定理
  (4) 具体例 (続き)
  (5) まとめ
7. 輸送方程式
  (1) はじめに
  (2) 一般的な形
  (3) 時間無限遠の漸近形
  (4) 具体例(途中)

目標

6. 久保公式と第1種揺動散逸定理(FDT)が何を指しているのか覚える。 久保公式の導出における仮定を理解する。

7. 輸送方程式とは何か。 一般的にどう書けるか。 何に使えるか。


反省

最初に前回復習の時に質問してくれた、 散逸と時間おくれの問題を少しやりましたが、 また、物理的な意味をはっきりさせませんでした。 アンケートにも「式は追えるが概念的なことが分からない。」 と書かれていたのに、全然直っていなくて申し分けありません。 また、しばらく数学が続きますが、 最後に具体例と結び付けるつもりですので、少し我慢して聞いて下さい。

(5)まとめで、久保公式の仮定について、かなり詳しくやりましたが、 どうだったでしょうか。 少しは概念的なことは分かったでしょうか。 久保公式の物理的な意味や、全体の中の位置づけについても、 話をした方が良かったかもしれませんが、 仮定が特に大事なので、時間をかけて説明しました。

§7は、少し板書が多すぎたかもしれません。 もう少しプリントにすれば良かったです。 済みません。

輸送方程式とランジュバン方程式のF(x)が同じか、違うかという説明が、 ごちゃごちゃして分かり難かったと思います。 最初から別の記号で書くべきでした。

プリントの具体例は、説明が少なくて、よく分からなかったと思います。 特に(5)式は、もっと説明すべきでした。 済みません。


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