第11回 (7月3日)



やった事

7. 輸送方程式(不可逆過程の現象論)
(3) 数学的な性質 (つづき)
(4) 具体例
8. 時間反転対称性
(1) 8と9の流れ
(2) 閉じた系
(3) 時間反転対称性
(4) 時間相関関数の性質
(5) まとめ(途中)

目標

8.閉じた系と時間反転対称性と時間相関関数の公式を 理解する。 具体的には以下のことを分かる。

反省

最後の補習をどうするか、「意見感想」に書いてもらうよう、 特別に「意見感想」の紙を用意したのですが、集めるのを忘れていました。 すみません。 結局、次の回で多数決を取り、僅差で補習はなくなりました。

輸送方程式の例は比較的分かりやすかったと思うのですが、 どうでしょうか。 多少、プリントに間違えがあったようで、申し分けありませんでした。

プリントは編集が少しおかしかったですね。 8(2)のタイトルがページの真下に来て、見にくかったと思います。 少し見直しが足りませんでした。

閉じた系の説明が足りなかったようです。 今まで、ブラウン運動で考えていたので、 ここにきていきなり閉じた系というのはやはり分かり難いです。 もっと時間をかけて説明すべきでした。 例年、これがわかり難いので、気を付けていたのですが、 昨年はうまくいったので、油断しました。

特に今年は(21)式の平衡分布に質問が出て分かり難かったようです。 来年の参考にしたいと思います。

閉じた系に比べ、時間反転対称性はうまく説明できたと思うのですが、 如何でしょう。 式の変形は宿題にまわし、具体的な系で計算して示しましたが、 感じがつかめたでしょうか。


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