第4回 (5月8日)



やった事

2. ブラウン運動の基礎II (フォッカー・プランク(FP)方程式)
(2) ランジュバン方程式からの導出 (つづき)
(3) FP方程式とランジュバン方程式が等価である条件
(4) 具体例
3. ブラウン運動の基礎III (第2種揺動散逸定理)
(1) はじめに
(2) 第2種揺動散逸定理(2nd FDT)の導出
\\
(3) 具体例 (途中)

目標

3.第2種揺動散逸定理(2nd FDT)の理解。 つまり、ランジュバン方程式の$F(X)$と$D$に関係が付く事を理解する。 具体的には以下のことを分かる。

反省

前回のつづきだったので、前のプリントが必要だったのですが、 用意するのを忘れていました。 持ってきていない人がいたかどうか分かりませんが、 もし、いても用意していればすぐ渡せました。

2.(3)FP方程式とランジュバン方程式が等価の条件は、 (2)の導出そのものがわかりずらかったので、あまり際立ちませんでした。 本当はここが重要だと強調したかったのですが、 結局、導出の全体の流れが理解できないまま、 ここを説明されても重要性は良く分かりません。

(4)具体例は、もう少し式の説明を詳しくやるべきです。 それぞれの場合に付いて、F(x)の形をきちんと書き下すとか、 xは何にあたるのか、もう少し板書を細かくすべきでした。

第2種揺動散逸定理は毎年アンケートで不評です。 どの辺が難しいと感じられるのか、良く分かりませんが、 もう少し物理的な意味を中心に時間かけて説明すべきようです。 今だと、2.のFP方程式におされて時間が余り取れないので、 その辺に分かり難い原因があるのかも知れません。

定理の導出は、特に(17)式の変形を丁寧に説明する方が良かったです。 宿題にまわすものは、あっさりまわし、 授業中に説明するものは、詳しく説明して、 授業中に皆が理解出来るようにするのが良いと思います。

プリントは間違えが多くて申し分けありません。 今年はほとんど訂正がないと思っていたのですが、 ここに来て増えました。


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