第6回 (5月23日)



やった事

第9章 理想フェルミ気体 (続き)
 9.2 絶対零度における性質
 例題2.
 9.3 有限温度における性質
 9.3.1 一般的考察
 例題1.
 9.3.2 高温および低温の極限における性質
 (2) 低温の極限
 例題2.
とばしたところ: 教科書P136〜P139のフェルミディラック積分
P140(1)高温の極限

目標


反省

フェルミエネルギーや絶対零度のエネルギー計算は、 状態密度さえ分かっていれば、簡単なので、 細かい計算は省略すべきでした。 とにかく限られた時間で全部の計算は出来ないので、 これは一人でやるのはちょっと無理だなと思うものだけやるべきです。 たとえば、絶対零度のフェルミ分布関数の振舞は、 階段関数になると、アニメや図で説明しましたが、 式の上でもきちんとやるべきでした。

9.3 有限温度における性質 は、絶対零度の時の状況の違いを、 絶対零度と対照させて説明しましたが、首をかしげている人がいました。 どの辺が納得できないか、良く分かりませんでしたが。

例題 1 は 7 章の部分の説明を省略しましたが、 あとから 7 章はあまりやっていないので、 復習して欲しいと言われたので、今後はするようにします。

例題 1 の解答は、部分積分でイプシロンが 0 と無限大の値が 0 になる事を省略せずに説明すべきでした。 それ以前の細かい計算をとばして、それをやる方が良かったです。

例題 2 は、時間がなくて説明が速すぎました。 展開するところの式変形はちょっと面倒なので、 もう少し詳しくやれば良かったです。 それと、フェルミディラック積分。 これは他の本には載っていないので、授業で少し説明しないと、 慣れないうちは、訳が分かりません。



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