質問と回答 (採点対象)

第6回 (5月23日)

この授業は質問を採点の対象にしています。 詳しくは、 ここを 見て下さい。

ホームページで公開不可、とは書いていなかったので、掲載しました。 (掲載に関して間違っていたら至急連絡して下さい。) 下線の上は私の回答です。 これの他に、提出したのに、載っていない、 あるいは、メールで回答が来ていない人は、連絡して下さい。 採点されていない可能性があります。


質問 1. (採点結果: 1点)

質問
 P137の(9.19)の1行目から2行目への式変形は、(9.2)や(9.3)を(9.6)や(9.7)に変えた時と同じ話なので すか?(9.19)の方はΣの下がεになっていたけど気にしなくていいんですか?

まったく同じ話です。 一般的に(1準位の)エネルギーの関数を準位ごとに足し合わせる級数は、 エネルギー準位の間隔が充分狭ければ、積分にする近似が使えます。 ただし、エネルギーの積分にしたときは、状態密度を必ずかけないといけません。

summationの記号が以前と違ってエネルギーになっていますが、 これは、(9.2)や(9.3)とまったく同じで、 エネルギー準位k(波数ではない!)で足し合わせるという意味です。

今回のポイントは、

  • 絶対零度の化学ポテンシャルとエネルギー圧力の計算(3点)。
  • (9.25)式を(9.7)式と(9.19)式から導く(4点)。
  • フェルミ・ディラック積分の漸近形から化学ポテンシャルの低温の展開(2点)。
この人が理解しているかどうか分らないし、期限切れで、前回同様1点です。


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