2002年度特別研究 説明会

アンケートの結果

まず最初にアンケートに協力して くれた人達に感謝致します。

集計結果の後に下線を引いてコメントを書きました。 その下に書いてあるのは、アンケートにあった意見です。 ホームページで公開不可、としたものは無かったので、 全員掲載しました。 (掲載に関して間違っていたら至急連絡して下さい。) 下線の上に私の回答があります。

アンケートの結果や私の回答に意見や感想をお持ちの方は、 yosi3scp@mbox.nc.kyushu-u.ac.jp にメールを下さい。

説明会自身の説明はここを見て下さい。

1. 説明会の効果(回答者数 35)

1:まったく参考にならなかった。来年は廃止すべきだ。 1
2:あまり参考にならなかった。 2
3:まあまあ参考になった。 16
4:とても参考になった。 来年も続けるべきだ。 16

こういったアンケートを取ると、主催者に提出するという事もあり、 だいたいにおいて、優しい回答をする傾向があると思うのですが、 「4:とても参考になった。来年も続けるべきだ。」 が過半数取れなかったのは、少し厳しい評価だと私は思っています。 しかしながら、大多数の人が、4か、 「3:まあまあ参考になった。」を選んでいるので、 直ぐに説明会を廃止にするのは難しいです。


ニュートン祭の研究室紹介は、全て聞くことができないため、 興味のある研究室をいくつか限定する。
説明会の時期について問うのを忘れていたのですが、 ニュートン祭の前にやったのは良かった様ですね。
目安として大変参考になった。
有り難う御座います。 やはり来年度は廃止しない方が良いでしょうか。

2. 悪かった所(回答者数 33)

1:長い時間狭いところに押し込められ疲れた。 7
2:一つのグループの説明が短くて良く分からない。 6
3:沢山1度に聞かされ整理できない。 11
4:特になし。 12

「3:沢山1度に聞かされ整理できない。」が「4:特になし。」 の次に多いです。 これは今のやり方では解決は難しいかも知れません。 2日間ぐらいに分けてよると良いかもしれません。


各研究室の研究内容は、 配布されたテキストに詳しく書かれているので、 発表では研究室の雰囲気や教授・助手・院生の紹介 及び卒業後の進路などにもう少しスポットを当ててほしい。
説明会では特別研究の内容を中心に話してもらう様、 あらかじめお願いしていました。 それは、例年そういうふうにしないと、 自分の研究の難しい内容をだらだらと話す人が多かったからです。 しかし、今年私が受けた印象では、 各グループの研究内容を話す事自体が悪いのではなく、 3年生の方にはとても分からないような難しい言葉で話すのが、 1番の問題です。 この方のコメントにあるような内容であれば、 時間内で話してもらう事を来年は推奨出来るかもしれません。
一つの受け入れ先に、いくつかの研究グループがある場合の、 各グループの説明が短すぎる(特に原子核実験)。
1つの受け入れグループの中で、さらに細分化されるのは、 あまり良いことではないと思っています。 1つのグループがどんどん小さくなってしまうと、 本来の特別研究のあり方から遠ざかってしまうからです。 ところが、細分化されているグループに多く時間を与えてしまうと、 細分化した方が得になってしまうので、 全グループ平等に時間をしたのです。 ただし、原子核実験は少し特殊で、別の問題があると思います。
もう少し大きな声でやってもらいたい説明があった。 5時までは長い。
マイクを用意すべきでした。 申し分けありません。 時間については、1グループの持ち時間とも関係しますが、 もう少し早く終る事は出来ると思います。

3. 良かった所 (回答者数 35)

1:全グループの説明が1度に聞け能率が良い。 2:特に何もしなくても必要な情報が入いる。 3:特になし。
15 17 5

「1:全グループの説明が1度に聞け能率が良い。」 と「2:特に何もしなくても必要な情報が入いる。」がほとんど同じで、 多数でしたが、2は半数を超えました。 実は、説明会を行う前に、卒業生に何人かその必要性を聞いたのですが、 2の理由を強く挙げている人がいました。 まあ、1も2も説明会の利点として、機能している様です。


興味がなかったところの話を聞くことで、 新たに興味を持てる事が発見できること。
これは考えていなかった利点ですが、 研究室訪問を全員が出来る様になれば、解決するような気もします。 ただ、興味の無い所は、いくら時間があっても行かないかも知れませんが。

4. 廃止した時の代わり (回答者数 34)

1:ニュートン祭以外の研究室訪問。 2:その他。 3:特にない。
19 2 13

「1:ニュートン祭以外の研究室訪問。」が過半数です。 ニュートン祭では時間がダブっている事もあり、 全部見に行くのは原理的に無理ですが、 別の日に長く時間をとれば、全部見る事も可能になります。


ニュートン祭の研究室訪問
つまり、現状から単に説明会を無くすので良いという意見ですね。 しかし、上に書いたようにニュートン祭だけでは、 すべての研究室を見てまわるのは無理だと思うのですが、どうでしょう。
休み
休みには出来ません。

5. 発表の順番(回答者数 34)

1:理論を最初にして欲しい。 2:原子核実験をもっと早くして欲しい。 3:六本松と箱崎を分ける方が良い。 4:今年度のままで良い。
1 1 7 25
「3:六本松と箱崎を分ける方が良い。」に少しはいっているぐらいで、 ほとんどの人が「4:今年度のままで良い。」と思っているようです。
画一15分にするのではなく、実験とか、 細かく部門に分かれている所は少し長くするとか比重を考えては。
研究グループによって時間の長短をつけるには、 何故その長短がついているか、合理的な皆が納得する理由が必要です。 私自身は今のところ、それが良く分かりません。

6. 1グループの時間(回答者数 33)

1:30分。 2:20分。 3:今年度の15分で良い。 4:10分。
2 4 24 3

圧倒的に「3:今年度の15分で良い。」が多く、半数を超えました。 しかし、実際は15分より速く終わった所も多く、 長く話した所が必ずしも分かりやすいとは限らないので、 10分ぐらいが適当だと思いますが、今後の検討課題です。


今回くらいが最も適当であったと思う。
私もだいたいこれぐらいが良いと思いますが、 もう少し短くしても良いかなとも感じます。
受け入れグループ毎に同じ時間にするのではなく、 グループ内でさらに分かれている場合には、時間を長く取ってほしい。
画一15分にするのではなく、実験とか、 細かく部門に分かれている所は少し長くするとか比重を考えては。

特研の主旨から言って、あまり細分化して欲しくないので、 あくまでも現在認められているグループで持ち時間を平等にしました。 グループ内で分かれている場合に時間を長く取るのは、 色々問題がある様な気がします。 とにかくグループ内で分かれている場合に時間が足りなく感じられた事は、 分かりましたので、検討することにします。

また、実験を長くすべきと言うのはどうしてでしょうか。 多くの理論グループで説明してくれた方は時間内におさめてもらったのですが、 実験は足りなかったところがままあったからでしょうか。







感想、意見など

テキストの表紙のものとは別に、 研究グループ名、担当教授、研究室部屋番号及び電話番号、研究室のHPのURL、 連絡先E-mailアドレスなどの一覧表があると嬉しい。
六本松と箱崎が区別してある表みたいな物とか、時間割とかが、もう少し具体的に分かると嬉しい。
説明会の「時間割」は説明書の表紙に書きましたが、 それでは足りないという事でしょうか。 いずれにしろ、 もう少し詳しい情報が、 説明書にあれば便利だと思いますので、来年の参考にします。
思ったことだが、もっと今の自分達の段階でもわかる説明をしてほしい。
例年この事が問題になるようです。 質問をつくって皆さんに聞いた方が良かったのですが、 他の方はどうだったでしょうか。 いずれにしろ、 来年は説明する先生方に今年より強く注意しようと思います。
時間について、原子核の内容が6つに分かれているのにも関わらず、 通常の15分で行われるのは、時間不足ではないだろうか。 研究内容のグループによって時間配分を決めて良かったのでは。
この意見は多いですね。 原子核実験については来年は少し時間をかけ相談しようと思いますが、 今の所、私は6グループ全部の研究内容を時間をかけて説明しても、 聞いている人には分からない様な気がするのですが、如何でしょうか。
どれも楽しそうで困ってしまった。
いろんな話が聞けて、おもしろかった。
そう言ってもらえると説明会を開いた甲斐があります。
  • 一度に長時間続けてやるのでなく、二度位に分けてもらった方が集中して聞くことができると思う。
  • あまり詳しいことまで話してしまうと、その話題に興味がある学生も警戒心を抱いてしまうのではないか。
  • 2回に分ける方が確かに疲れなくて良いかも知れません。 しかし、物理ゼミナールなどの通常の授業をつぶさないといけないので、 簡単に判断できません。 今後の検討課題ではあります。

    「警戒心」というのが良く分からないのですが、 難しそうに話をすると、 聞いている人は難しいと感じるということはあると思います。


    一つ一つをもっと詳しく説明してほしい。研究室の数が多いので一度ではなく2回位に分けた方が良い。

    詳しく説明しようとすると、時間がかかってしまうので、 だからこそ2回に分けるという意見になるのだと思いますが、 2回にするのは時間割の問題があるので、そう簡単ではありません。 またこれ以上時間を増やして説明を詳しくしても、 だらだらするだけであまり効果があがらない様な気もします。 とりあえず説明会は、概略を知ってもらうという目的にして、 詳しい説明は研究室訪問の時に聞けば良いと思うのですが、どうでしょう。


    特研は面白そう。学生のやる気にもつながり、進路を決めるにも役立つ。三年時にも、特色ある研究室を知ることができる特研を作るべき。
    3年生に特研をつくるべきと言うのは大変ユニークで面白い意見です。 実は、まだ公の場で提案したわけではないのですが、 私も似たような事を考えています。 3年実験と物理ゼミナールを廃止して、 3年生の時に理論と実験を半年づつ特研に配属する、 というものです。 半年交替にするのは、実験とゼミナールを廃止するので、 学部でそれらの経験の無い人が出てくるのを防ぐためです。 この事について意見がある人は電子メールを頂けると幸いです。
    ゼミが補講になるので、補講になるくらいなら、 ゼミをつぶしてまで説明会をする必要はないと思う。 1つ1つが短くて、結局よく分からないので、やっぱり廃止にしてもいいと思う。 ニュートン祭で1時間も研究室訪問するので、ここで15分説明しても意味はない。
    実は私も説明会を開く前はこの方と同じ様な意見でした。 でも、実際説明会が終わって、アンケートを取ってみると、 「3:まあまあ参考になった。」 「4:とても参考になった。来年も続けるべきだ。」が圧倒多数を占めるので、 すぐに廃止は難しいです。 補講についてはまた違った問題で、 来年は出来るだけ補講をしなくて良いように考えます。
    グループを選ぶ上で、指導教官というのも大きな要素であるので、できるだけ、先生方には全員、顔だけでも見せて頂きたい。
    時間が限られているので、 なかなか全員顔を見せるのは難しいと思います。 実際、1つのグループで2人以上の方が出てこられた所もありましたが、 だいたい時間オーバーしていました。 教官の第1印象は当てにならないと思いますので、 説明会では、内容だけ聞いて、顔は研究室訪問でどうでしょうか。



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