ver 1.21 for Windows95/98/Me/2000/NT4.0
プログラミングを習うには、まず始めにプログラム言語になるべく依存しない
かたちで、アルゴリズムなどのプログラミングの基本を学ぶべきではないか、と
自分は思っています。
今、広く行われているプログラミング学習の方式では、一度に「言語」と「ア
ルゴリズム」を、また、コンピューターの初心者の場合は「OS(オペレーティ
ングシステム)」の操作を覚えなければならず、ほとんどの人が自分で自分のプ
ログラムを組むというところに到達する手前で授業が終了するか、投げ出してい
るのが現状であるようにみえます。
そこで、単純なコンパイルミスや文法などにとらわれずにプログラムの流れを
組み立てられるようなソフトが必要であると思い、これを制作するにいたりまし
た。
このソフト(名前:programa )は、主にマウスによる操作でプログラムを作る ことができるようになっています。それぞれの言語からほぼ独立した抽象的な命 令の表現と、フローチャートのような制御の表示により、プログラムを初めて作 るような人でも、少しプログラムの流れを頭に思い浮かべることが出来れば、レー ルを敷くような感じでプログラムを作ることができるようにつくりました。また、 コンパイルやコマンドの入力などの手間無しに、作ったプログラムを programa 上ですぐに実行することが出来ます。
2000年2月15日から正式版を公開します。何か良いアイデアがあったら知らせてください。出来ることであれば対応していきたいと思います。
ちなみに言語については Java と C、pascal、Fortran (おまけでBASIC,
COBOL) が出力可能です。今の
ところ、あまりコンパイラに文句をつけられたことはないのですが、もしコンパ
イルが通らなかったら作ったプログラムも一緒に添えて送って下さい。
progf121.exe(1150kb 自己解凍) 2001/9/13 更新
ダウンロード後、「readme.txt」をお読み下さい。その後「readme.html」に使い方等の簡単な説明があります。使っていただいて気がついたことなどありましたら mail を送ってお知らせいただけたら幸いです。
programa.exe(290kb 差分用:実行ファイル 本体のみ ) 2001/9/13
ダウンロード後、正式リリース版の「programa.exe」と入れ替えてください。
runtime.lzh(576kb LHAアーカイブ)
「スタートエラー」とかが出た人はこれを取って来て、programaフォルダの中で展開して下さい。「MFC40.dll」「MSVCRT40.dll」です。
Ver1.21 の方にCOBOLの出力を加えていますが、まだまだ実験段階です。 ご指摘のありました、符号と、ピリオドについて解決したつもりです。 関数についてはまだ対応を検討中です。
ここで、programaに関するご質問などをお受けしています。
「programa」上から直接プログラムを実行させるために、後藤正治さん(日本ヒューレット・パッカード(株) )による「CINT」というC/C++インタープリタを使用させていただいています。「programa」フォルダの「cint」フォルダの中身がそうです(一部こちらが作成したファイルがあります)。同時配布を許可していただいたことに、末筆ながら厚く御礼申しあげます。
簡単にフリーのコンパイラ・開発環境を紹介してみました。programaを終えて、次のステップに進む方は多少参考になると思います。
いままで寄せられた質問をまとめてみました。
実際にprogramaを使っていただいた例を御紹介いたします。
桜井雅史: | E-mail : m.sakurai@cmt.phys.kyushu-u.ac.jp Web page : http://www.cmt.phys.kyushu-u.ac.jp/~M.Sakurai/ |