第8回 (12月8日)



やった事

2-1. 定義と性質
(2) 物理的な意味と重要性(続き)
(3) BBGKYヒエラルキー
2-2. 2粒子分布関数の実験
(1) フーリエ変換
(2) 散乱実験(途中)

目標

2-2. 2粒子密度が直接実験で測定できることを理解する。

反省

1粒子密度の物理的な意味を説明するときに、 箱を考えてその箱に入っている粒子数の平均が、 1粒子密度の積分で書けると言いましたが、 私のノートには単に式が1つあったきりで、 皆さんがわからなそうだったので、詳しく説明しました。 式を1つ1つ丁寧に変形したわけですが、 それは良かったようですね。 けれども準備の段階で説明不足に気がつくべきで、 ノートでもちゃんと詳しく準備しておくべきでした。

2つある場合は、時間がなかったので、プリントを説明せずに、 飛ばして先に進みました。 こういう場合、飛ばした部分を宿題にすべきかどうか、迷うところですが、 アンケートの結果 から、宿題にしない方が良いようですね。 今後、プリントに書くだけ、というのもやりますので、 また、ご意見お願いします。

n粒子密度やn粒子分布関数の物理的意味のところで、 確率の解釈を説明しませんでしたが、すべきでした。 確率の関係は分かりにくいところでもあり、重要でもあるし、 さらに今後の説明でも使うので、ここで説明すべきでした。

(15)式から(16)式の変形はちょっと分かり難かったと思うので、 黒板で説明して良かったです。

BBGKYヒエラルキーは、f1がなぜ連続の式を満たすのか、 説明すべきでした。 これは、粒子数の保存と関係しています。

2-2.(1)フーリエ変換で、「箱の間に相関がなければ」 と板書しましたが、日本語が変で皆さんを混乱させました。 すみません。 その時、説明したように、「箱の間に入る粒子数に相関がなければ」 と書くべきでした。

プリントの(3)から(5)式は、 h(r)のフーリエ変換だけ説明すれば、後は必要なかったかも知れません。


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