2003年 第15回液体の化学夏の学校


皆さんのおかげで9時間あまりの講義を無事終えることが出来ました。 有り難う御座いました。

夏の学校の講師というのは、生れて初めてだったので、 呼んで頂いた時にとても嬉しかったのですが、 緊張もしました。 準備も勝手が分からなかったので、大変でしたが、 結果的にはうまくいったようです。 (下記アンケート結果参照) それにしても、大学の講義と違って、 聞きに来てくれる人の動機も、事前の知識も全然違う中で、 講義をするのは至難の技でした。 実験系の大学院生の人に焦点を当て、話を組み立てたので、 私よりずっとキャリアのある研究者の方は、 退屈したところもあったと思います。 申し訳ありませんでした。

また、下の方にアンケート結果をリンクしましたが、 回答してくれた皆さんはとてもやさしくて感激しています。 最後のコメントのところは、多くの方が「ありがとうございます」と、 書いてくれていて、御礼を言うのは私の方です。 アンケートの回答を読んで、 「液体化学夏の学校」の講師をさせて頂いて、本当に良かったと思いました。 世話人の代表の山口さんを始め、今回ご尽力された方々に、 御礼を申し上げます。 そして何よりも、講義を聴いて頂いた皆様に御礼申し上げます。 有り難う御座いました。


アンケートの結果

アンケート用紙 (PDF)

講義「動的溶液理論入門」資料 version 2(2003年7月31日) PDFファイル

大阪大学の西山さんから、 溶媒和ダイナミックスの最近のレビューを教えて頂きました。 私もまだ読んでいませんが、講義で話題になった「その後」の話も あるかもしれません。 西山さんどうも有り難う御座いました。
Biman Bagchi and Ranjit Biswas
Polar and Non-polar Solvation Dynamics, Ion Diffusion, and Vibrational Relaxation: Role of Biphasic Solvent Response in Chemical Physics
Advances in Chemical Physics pg. 207, vol. 109, 1999

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