第5回 (11月9日)



やった事

2-2. フォッカー・プランク(FP)方程式
(4) 具体例
2-3. 第2種揺動散逸定理
(1) はじめに
(2) 第2種揺動散逸定理(2nd FDT)の導出
(3) 具体例 (途中)

目標

(2-3) 第2種揺動散逸定理(2nd FDT)の理解。 つまり、ランジュバン方程式のF(X)とDに関係が付く事を理解する。 具体的には以下のことを分かる。

反省

2-3は、例年アンケートで評判が悪いのですが、 今年は「感動した」といってくれた人がいる一方で、 やはり アンケート(その一)の結果 が悪いです。 もう少し時間をかけてゆっくりやるべきなのでしょうか。

最初に物理の問題と他の問題の違いの話をしましたが、 ここは皆さんに考えてもらうために、指名しても良かったかもしれません。 そうすると、第2種揺動散逸定理は物理固有の問題ということが、 すこし印象に残るでしょう。 そのあと、平衡状態に緩和しない場合には使えないとも言いましたが、 すこしひつこかったですね。

(2)の導出の部分は、連続の式から始めましたが、 もう少し板書で説明してもよかったです。 聞いている人の顔は、分かってそうでしたが、 実際がこういうところが難しいと感じさせるのかもしれません。

(11)式のJ(x)は、平衡分布では任意の xで 0ですが、それをプリントに書くべきでした。 (11)式の下に文章で書いてありますが、最も言いたい事なので、 プリントにはっきり書くべきです。

導出のまとめですが、2nd FDTが平衡分布がわからないと、 何の役にも立たない、と強調し過ぎました。 少しひつこかったです。

アインシュタインの関係式のところで、釣り合いの話をしましたが、 どうだったでしょうか。 分かりやすかったですか。 もう少し説明に工夫が必要かもしれません。


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