- 物性物理学特論は、物性と統計力学の間ぐらいの位置づけになると、
ファカルティーデベロプメント(FD)で指摘されたが、
まったく意識していなかった。
したがって、現状では統計力学に偏りすぎていると、FDで言われるのも、
当然の内容の授業をした。
来年は、もっと物性の内容を含める必要がある。
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質問を10点含めることを単位の条件にしたが、評判がとても悪かった。
あまり質問をしたくないようだ。
確かに今の段階ではいろいろな意味で試行錯誤が続いているので、
義務つけるのは少し無理があったかも知れない。
むしろ、配点を上げて、多くの人が質問するようにすることが先決だ。
来年は義務づけるのをやめる方がよい。
その上で、うまくいくようになってきたらまた考えるべきだろう。
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今年は、計算の詳細をかなり大胆に宿題にまわした。
これは予想以上にうまくいったと思う。
しかし、まわさない計算は丁寧に説明して欲しいという要望が
アンケート(その一)
に寄せられたので、注意が必要だ。
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講義のレベルは、去年が少し難しすぎるという反省にたって、
かなりやさしくしたつもりだが、まだ、少し難しかったようだ。
特に後半が、デバイ・ヒュッケルあたりから分かりにくくなった。
実験をもう少し多くすれば、この問題は少しは緩和するだろう。
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内容は、抽象的な話が多く、具体性がかけていた。
来年は物性物理をより多く含めるということで、
具体的な現象を実験を中心に扱おうと思う。
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復習は基本的には支持されたようだが、
後半人数が少なくなると大変なので、何か考えた方がよい。
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物理的な説明が足りないと
アンケート(その一)の結果
で指摘されたが、後半少し増えたようだがあまり改善されていない(
アンケート(その二)の結果
)。
計算をせっかく宿題にまわしたのに、これではあまり意味がない。
具体的な現象をもっと多く説明すれば、改善するだろうか。
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難しかった節としては、前半では、演算子法と久保公式、
後半では、デバイ・ヒュッケル以降全部だった。
特に後半が問題が多い。
Percusの方法を系統的にきちんと説明するのは、一つの解決策だろう。
来年度は内容を変える時、考慮すべきだ。
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プリントについては、図を載せて欲しいという要望が
アンケート(その一)
に多く載ったが、
アンケート(その二)
では、反応がなかった。
できるだけ図は、プリントに載せるのが良いようだ。
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後半説明が悪くなったようだ。
今年の内容では後半が前半より難しいので、後半特に説明を工夫する必要がある。
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プリントの説明が速すぎたようだ。
時間を節約するという意味もあるが、
そのために、皆がついていけないようではプリントにする意味がない。
充分な検討が必要だ。
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宿題は、少し難しかったようだ。
後半、ヒントを書くようにしたが、最初からつけると良かったかも知れない。
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ホームページは、ときどき見ている人がいるので、
まったく無駄とは言えないが、今のままだと有用な情報か分からない。
きちんと、アンケートで何を載せれば良いか聞くべきだ。
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プリント類をダウンロードできるようにして欲しいという要望が
アンケート(その二)
に強く出たが、texをPDFにするところでうまくいかなかった。
検討の余地あり。
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記号が複雑で分かりにくいという意見が
アンケート(その二)
があったが、毎回プリントの最初にまとめておくのも1つの方法だろう。
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後半、目的がはっきりしなくなったことが、
分かりにくくなった1つの原因のようだ。
流れ図に目的をはっきり明示して、何度も見せるようにすべきだった。
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アンケートの評価は全般的にあまり良くなかった。
来年は内容を大きく変えるので、少しはましになるだろう。
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